2015年12月27日

映画「PARIS」

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2015年のヨーロッパ旅行のレポートもおしまい。
最後にパリが舞台になったお気に入りの映画を紹介します。
その名も「PARIS」(2008年)。
「猫が行方不明」や「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラピッシュ監督の作品です。
私はこの監督の作品が大好きで、ほとんど見ているのですが、この作品が一番好き。何度も見返しています。

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主人公は心臓を患ったムーラン・ルージュのダンサー、ピエール(ロマン・デュリス)。
姉のエリーズ(ジュリエット・ビノシュ)は彼の手助けのために同居することに。

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エリーズはシングルマザー。
社会福祉士として働きながら2人の子どもを育てています。

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この作品に描かれるのはきらびやかなパリではなく、普段のパリ。
女学生に恋する大学教授、おしゃべりなパン屋のマダム、マルシェで働く人々…
群像劇を得意とするセドリック・クラピッシュ監督らしく、
どこの街にもいそうな人たちが現れ、
誰にでも起こりそうなことに喜び、悩み、傷つきながら暮らし、それぞれの日常が少しずつ交錯していきます。
教授役のファブリス・ルキーニ、いいですよね。

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観光名所もいろいろ出てくるのですが、
そこに暮らす人の目線でとらえられているせいか、私が見たものとはちょっと違う印象。
20区のアパートから見るエッフェル塔のシャンパンフラッシュはきれいだけどちょっと切なく映ります。

どこにでもある日常だけど、舞台はパリ。
「それがどれほど幸せなことか」。
自らの死を意識したピエールが、街並みや道行く人々を眺めながらつぶやくその言葉は、
やはりパリという街が特別な場所だということを気付かせてくれます。

最初の写真は、2年前にパリを訪れた時に撮った写真です。
セーヌ川の向こうにはシテ島のノートルダム大聖堂が。
サン=ルイ島と左岸を結ぶトゥルネル橋から撮影しました。
大好きなシーンの一つにこの場所が出てきます。
私のこの視点は、やっぱり外から来た人の見るパリなんだなと思いました。

これからパリに行く方にぜひおすすめしたい映画です。
きっと、今までとは少し違う目線でパリを見ることができるんじゃないかなと思います。

↓音楽もオススメです。


 






posted by mona at 02:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | パリ 15年10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする